6月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:6411ページ

幸福な遊戯 (角川文庫)幸福な遊戯 (角川文庫)
たぶん、初めてじゃないかなと思う。角田光代の小説を読んだのは。デビュー作。
読了日:06月29日 著者:角田 光代
ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)
読了日:06月28日 著者:川上 弘美
生きる歓び (中公文庫)生きる歓び (中公文庫)
生きることに歓びをうまく見出せないから、「生きる歓び」なんて本を手にとってしまうのかしら。あとがきによるとこの文章はフィクションではないが、しかしこれは小説であるとのこと。フィクションではない小説、というのはなんかよくわからない。小説=フィクションではない、というのがどうもよくわからない。日記≠小説。実際にあったことをもとに思索した、その過程が小説として成り立っているということの不思議。
読了日:06月27日 著者:保坂 和志
エリック・ホッファー自伝―構想された真実エリック・ホッファー自伝―構想された真実
読了日:06月23日 著者:エリック ホッファー
もうひとつの季節 (中公文庫)もうひとつの季節 (中公文庫)
季節の記憶の続編というか姉妹編である。新聞で連載された小説なので、というわけでもないのかもしれないのだけれど、他の保坂和志の小説に比べると読みやすいというかとっつきやすいなと思った。
読了日:06月22日 著者:保坂 和志
KAWADE夢ムック 文藝別冊 武田百合子KAWADE夢ムック 文藝別冊 武田百合子
こんな魅力的なムックは初めてだ。対談:武田百合子×吉行淳之介川上弘美×村松友視。随所に百合子、娘花の写真。堀江敏幸金井美恵子加藤治子のエッセイやインタビュー。武田花のインタビューもあった。無人島に3冊本を持っていくとしたら?このムックはもってくかもしれない。永久保存決定
読了日:06月21日 著者:
季節の記憶 (中公文庫)季節の記憶 (中公文庫)
この小説には、小説の中にぐいっと読者を引き入れて、我を忘れて物語世界に浸らせるような種類の力強さのようなものは、あまりない。けれど、読み進んでいる時間の中に、そして読み終えたあとの余韻のなかになにかこう、感じさせるものがある。それは感動ではなく、感傷でもなく、ずいぶんと不思議な感じで、これをなんと呼べばいいかはわからないけれど、この感じを得られただけでこの本を読んでよかったなと思えた。そんなふうに思える小説は、たぶんそんなに多くはないのだろうと思うから、この本は僕にとってはきっと貴重な一冊なのだろうな。
読了日:06月21日 著者:保坂 和志
富士日記〈下〉 (中公文庫)富士日記〈下〉 (中公文庫)
読了日:06月20日 著者:武田 百合子
化蝶散華 (ちくま文庫)化蝶散華 (ちくま文庫)
坊さん作家の半自伝的小説、なのかしら。坊さんなのに、お金の勘定に四苦八苦してるところからはじまって、唖然。読んでいくとお金というのが人間の業をあらわしているのねと思えてくるのだけれど、なんかヒトって生きているだけでこう、穢れていってしまう。最後、白銀の華が蝶と化して空へ舞い散ってゆくさまが描かれるのだけれど、それはそこはかとない解放感に包まれてえもいわれず
読了日:06月19日 著者:玄侑 宗久
富士日記〈中〉 (中公文庫)富士日記〈中〉 (中公文庫)
読了日:06月19日 著者:武田 百合子
明恵上人 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)明恵上人 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
読了日:06月18日 著者:白洲 正子
聖少女 改版 (新潮文庫 く 4-9)聖少女 改版 (新潮文庫 く 4-9)
読了日:06月18日 著者:倉橋 由美子
あたりまえのこと (朝日文庫)あたりまえのこと (朝日文庫)
読了日:06月18日 著者:倉橋 由美子
明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)
読了日:06月18日 著者:河合 隼雄
むかし卓袱台があったころ (ちくま文庫)むかし卓袱台があったころ (ちくま文庫)
読了日:06月18日 著者:久世 光彦
光ってみえるもの、あれは (中公文庫)光ってみえるもの、あれは (中公文庫)
再読。川上弘美は距離感を描くのがうまい、そういう風に言われることがある。自分と家族との距離、恋人同士の距離、友人との距離、自分と自分との距離。そして自分と世界との距離。16歳の翠くんは、そういう距離感に少し違和感をもっていて、それはつまり自分の立ち位置が本来あるべき場所とずれているということから生じているらしい。そして、そういう風に感じているのは翠だけじゃなくては花田も平山水絵も大鳥さんもそうらしくて、自分の中心がどこにあるんだろうと探しながら揺らめきながら運動し、距離感の最適な場所を探し彷徨う。
読了日:06月14日 著者:川上 弘美
美の死―ぼくの感傷的読書 (ちくま文庫)美の死―ぼくの感傷的読書 (ちくま文庫)
くぜさんの書評集。
読了日:06月13日 著者:久世 光彦
向田邦子との二十年 (ちくま文庫)向田邦子との二十年 (ちくま文庫)
彼女にとって僕は特別な存在だったとは思わないが、僕にとっては彼女の存在は特別なものであったというようなことが書いてあって、そういう関係はなんだかいいなぁと思ったりします。
読了日:06月11日 著者:久世 光彦
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
読了日:06月03日 著者:村上春樹
1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
読了日:06月01日 著者:村上春樹

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