1995
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/02/03
- メディア: 文庫
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地下鉄サリン事件被害者インタビュー×62人。 読み通すのにひどくエネルギーが必要だった。オウムの地下鉄サリン事件という無差別テロの暴力と、PTSDを発症した被害者が社会から受けた精神的な暴力。 理解なき社会の内包する暴力性が、やり場のない苛立ちと、むなしさと、なんともいえないやりきれなさと。 村上春樹のしたこのひとつの仕事は、社会として受け止めてしっかりと取り組まないと、やっぱり、いけないでしょう、と考えさせられます。 考えた後で、やっぱり何か行動しなきゃいけないなぁ、そういった気にさせられるんですが具体的な事はまだこれから。
約束された場所で
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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沖縄のユタが、分裂病の青年に 働いて結婚して子どもを育ててってそれが一番の 修行だよっていってて はー、そういうもんかーって思ったり
河合隼雄の本で 明恵上人が山に庵をむすんで修行したいって願い出た門弟にここにいて弟子に説法したり在家の人に語ったりするのもまた修行なのだよと言っていたりしたのが印象的で、ってことを読んでて思い出したりした。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/02/28
- メディア: 文庫
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新しい小説を書こう!
淳平≒村上春樹の決意表明なわけだけれど さて、僕はどうしようか。まだまだ思案中。
結論を先延ばしにしても 自分が損なわれるだけなの?ほんとにそうなの?
ねぇ、淳平君、答えてよ!
と叫びたくなる。
でも淳平君はだんまりを決めこんだママ 頑として口を開いてはくれない。
最新作は淳平君と沙羅ちゃんと小夜子と高槻の恋愛小説かな?と期待する。