つぶやくには長くなりそうなので日記。
というか、眠剤飲んでも眠くならないので日記。

註 i):朝の醒めた目で読んではいけません。
註 ii) :夜更かしして少量強いお酒を飲んでぼんやりした頭で読みましょう。
追記):人に読んでもらうためには書いてありません。


数年前、auのオレンジ色の携帯を使っていたころ西荻窪を夕方散歩していたのでした。善福寺川の水面に空と街が映っていて、カメラで写したのでした。その写真を天地逆転させてインスタグラムで加工しました。

寝かせておいた写真を引っ張り出して加工していると、記憶の忘却作用と相まって時間感覚がおかしくなります。水面に映っている世界は鏡像で、その世界は虚構の世界なのだけれど、その先に潜っていけたら、世界はどう見えるんだろう、

という

問い

ありまして、

これはメタフォリカルな問いなので

考えていると

自分の妄想の世界に、自分が入り込んでしまっているような錯覚に陥ります。

これは、世界がずれる感じがして、

心地よい違和感なのです。


日常性に覆い隠されている世界が

あいまいな記憶の時間感覚に身を置く、というか、

うまく言えないけれど、

フィクショナルな世界に自分をおいた状態で

日常を眺めてみると可笑しくなるというか。

昨日、夜、

夜、女の子から電話がかかってきて、

200円持って来いと呼び出し。
金銭的に窮乏なので財布に350円くらいしかなかったのだけれど、
出かけていったのです。


出かけた目的です。

1)
レディースのコートを吉祥寺のくぐつ草という喫茶店
前の服やでセールのときに70%オフで買いたたいたのです。

2)
タータンチェックのダッフルコート。

3)
腰が絞ってあるのでちょっと飽きて、友達の女の子にあげたんだけれど
着たくなってかしてもらいにいったのです。


彼女が缶入りのコーラが飲みたいからというので
自販機で、いや、そのまえに、

ファミマでコーラを買おう、いや、
かってちょうだいと頼まれたので、
買おうと入ったのだけれど
ペットボトルに入ったコーラしか売っていないから
自販機でコーラ缶入りとジョージアを買って公演で彼女の
予備校の先生がいかにかっこうよいかという話を、

寒くて早く帰りたかったけれど、
煙草を4本すって、
一本煙草をあげて、

酷寒のなか小一時間おしゃべりをしていたけれど、
こういう状況って

話していると、だんだん妄想じみてくる。

話している内容が

いつのまにか予備校の先生がいかに背が高いか、ではなかった、
いかにかっこうよいかというところから、

どう巡り巡ったのか、

小人のおじさんを見たことがあるかという話になって、

ん?

サーカスの息子というアーヴィングの小説があって
読みさして放り出してそのままなのだけれど
小人症のインド人がたくさん出てくる話で、

それはかんけいないのだけれど。

ドワーフを見たことあるか?

ってことで、

見たことないけど、原型、あーきたいぷ?
としてあるから伝説にあるんだろう、
見える人が見える状況にあれば見えるだろうと思いながら
話していて、

えっと

なんだっけ。


そう、だんだん世界がフィクションじみてきていて

目の前にいる女の子は存在するのかとか

きいて見たりしたから

なおいっそう話がこじれて。



そんなこんなで、


ぐるぐるまわって

世界をずれた場所から見ると面白いなぁっていう


面白いっていうのは

化粧した女の顔がひかりにあたった顔が

面(=顔)白いというのが原意だと
マドンナ古語200みたいな大学受験参考書で読んだ記憶が。

世界って、幻想的ですよね、ずれた場所から眺めると。